【4年半ぶりの更新】近年のWebマーケティングの変化と、変わらなかったもの

ども。
気がつけば、前回の更新から4年半も経っておりました・・・(汗)
前回書いたのは「【GA4版】Googleアナリティクスで動的IPでも自分のアクセスを除外する方法」。ちょうどGoogleが「UAを2023年7月で使えなくします」という衝撃のアナウンスを出して、Web業界に激震が走っていた頃です。たぶん。。。
あれから4年半、日々の仕事に追われてバタバタしているうちに、気づけばこんなに間が空いてしまいました。楽楽成果主義とか言っておきながら、ブログだけはちっとも楽楽じゃなかったですね(笑)
そんなわけで、ひさびさの更新1本目。まずは肩慣らしということで、この4年半でWebマーケティングがどう変わったのか、逆にどこが変わっていないのかを、思うままに書いてみようと思います。
GA4がやっと「当たり前」になった
前回記事のテーマだったGA4(Googleアナリティクス4)ですが、2023年7月にUA(旧アナリティクス)の計測が本当に終了し、否応なく移行が進みました。
イベント計測が基本になったり、AIによる予測機能が付いたりと、UA時代とは仕組みがかなり変わっています。管理画面の見た目もガラッと変わったので、戸惑われた方も多いのではないでしょうか。
とはいえ、「何のためにアクセス解析をするのか」という目的自体は変わっていません。数字を見て、サイトを良くする。それだけです。
もし「GA4は入れたけど、ほとんど見ていない」という方がいらっしゃれば、まずは月に一度でも覗いてみると良いですよ^^
ChatGPTが登場して、生成AIが日常になった
2022年11月、ChatGPTが公開されました。私が前回のブログを書いてから、わずか半年後くらいのことです。
あのときは「へぇ、面白いおもちゃができたな」くらいの感覚で見ていた方も多いと思います。私も2023年くらいになって、ようやく「あれ、これは仕事のやり方がガラッと変わるかも・・・」とソワソワし始めたクチです(汗)
実際、今では文章の下書きから広告のクリエイティブ作成まで、業務のあちこちに生成AIが入り込んでいます。
大企業に比べると、中小企業ではまだ様子見のところも多い印象ですが、それでも「使ったことがない」という方はずいぶん減ってきたのではないでしょうか。周りに「もう使っているよ」という方がいらっしゃるだけで、ぐっと試しやすくなるものです。
検索そのものにAIが入り込んできた
そして地味に一番の変化だと感じているのが、検索結果の中にAIが生成した「概要(AI Overviews)」が表示されるようになったことです。2024年8月に日本でも展開が始まりました。
Ahrefsが日本市場を対象にした調査によると、AI Overviewsが表示される情報収集系の検索では、たとえ検索結果1位のページであってもクリック率が大きく下がっているそうです。
「AI Overviewsがなければ得られたはずのクリック率」と比べて、2025年12月の時点で約38%、2026年6月の時点ではなんと約62.7%も低くなっているとのこと。わずか半年でここまで進んでいるのは、正直なかなかの衝撃です(汗)
つまり、「1位を取ったから安泰」という時代ではなくなりつつあるということですね。その代わり、AIの回答の中で「引用される」ことに新しい価値が生まれてきています。
「役に立つコンテンツ」が、これまで以上に大事になった
Googleは2024年3月のコアアップデートで、「ヘルプフルコンテンツシステム」という仕組みをコアのランキングシステムに統合しました。
要は、「ユーザーの役に立つコンテンツかどうか」が、たまに行われる特別なアップデートの話ではなく、常時チェックされる基本の評価基準になったということです。
あわせて、Googleの品質評価ガイドラインにはもともとE-A-T(専門性・権威性・信頼性)という考え方があったのですが、2022年12月からそこに「Experience(経験)」が加わり、E-E-A-Tになりました。実際に体験したことかどうかが問われる時代になったわけです。
誰かの受け売りをまとめただけの記事より、自分でやってみた話のほうが評価される。考えてみれば、当たり前といえば当たり前のことですよね。
ついでに、広告とCookieのその後
ちなみに、広告の世界ではPerformance Max(P-MAX)のような自動化キャンペーンが標準になりつつあり、ターゲティングや配信面の調整はかなりAI任せになってきました。
一方で盛大に話題になっていたChromeのサードパーティCookie廃止の件ですが、2024年7月にGoogleが方針を撤回。2026年9月現在も、廃止はされていません。
あれだけ「Cookieレス時代がやってくる!」と騒がれていたのに・・・という感じですが、こういうこともあるのがWeb業界です。「対応、急がなきゃ」と身構えていた方も、ひとまずは肩の力を抜いて大丈夫です。
で、結局のところ変わっていないもの
ここまで並べると「ずいぶん変わったな」という話ばかりなのですが、実は2014年に私が書いた「SEOとは」という記事の中で、こんなことを書いていました。
究極のSEOとは、Googleに好かれることです。
小手先のテクニックでGoogleを欺く前に、目の前のユーザーへ意識を向けてみましょう!
これ、AI検索の時代になった今も、まったく同じことが言えるなと思っています。
Googleに好かれること(=AIに引用されること)も、結局はユーザーにとって役に立つ情報を、正直に、実体験をもとに発信し続けることでしか近づけません。ツールも手法もこの4年半でガラリと変わりましたが、目指すところは変わっていない、というより、むしろハッキリしてきたように感じます。
まとめにかえて
この4年半、正直ついていくのがやっとなくらい変化の激しい世界になりました。
それでも、島根の中小企業の皆さまが今すぐ全部を追いかける必要はないと思っています。使えるところから、少しずつで大丈夫です。
「うちのGA4、ちゃんと活用できているのかな?」「生成AIって結局何から手をつければ?」といった漠然としたモヤモヤがあれば、お気軽にご相談くださいませ。
ブログの更新も、これからまた少しずつ再開していこうと思います。次はもう少し具体的な話を書きますね。
では。