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ドメインとは

ホームページを立ち上げる際、どんなドメインを取得するのか悩まれる方もいらっしゃると思います。

ここでにはよく使われるドメインについてお話します。

 

URLとドメインの違い

よくある間違いとしてURLドメインを混同されている方がいらっしゃいますので、その違いを覚えておきましょう。

Yahoo!を例にあげると、「http://www.yahoo.co.jp/」がURL「yahoo.co.jp」がドメインという認識でだいたい間違いありません。厳密にいうともうちょっと細かい説明が必要なのですが、そんなに専門的なことまで覚えておく必要はありません。

 

 

ドメインの種類

よく使われるドメインを大別すると、「gTLD(generic Top-Level Domain)」「ccTLD(country code Top-Level Domain)」に分けられます。

また、それ以外としてInfrastructure TLDと呼ばれるドメインもありますが、これは一般ユーザーが登録できるものではないので説明を省略します。

 

gTLDとは

ユーザーがよく使うものとして「.com」「.net」「.org」などがあります。これらは世界中の誰もが登録可能なドメインです。

ドメイン 用途
.com 営利組織用
.net ネットワーク用
.org 非営利組織用
.biz ビジネス用
.info 制限なし

 

ccTLDとは

国や地域ごとに割り当てられたドメインで、日本の場合は「.jp」になります。

一般的にはその国のユーザーしかドメインを取ることができませんが、一部の国では誰でも取得できるようにしているドメインも存在します。

 

 

JPドメインの種類

「.jp」ドメインの中でも更にいくつかの種類に分かれており、「属性型・地域型JPドメイン」「汎用JPドメイン」があります。また、2012年11月より「都道府県型JPドメイン」も使用できるようになりました。

 

属性型・地域型JPドメインとは

特定の組織だけが使用できるドメインです。

ドメイン 対象
.co.jp 日本国内で登記を行っている会社
.or.jp 財団法人や社団法人、農業協同組合や公的機関など
.ne.jp ネットワークサービス用
.ac.jp 大学や高等専門学校、学校法人など
.ed.jp 保育園、幼稚園、小学校、中学校、高等学校など
.go.jp 政府機関や独立行政法人など

なお、これらのドメインの一部は取得数に制限(.co.jpはひとつの法人でひとつのドメインだけ取得可能)があるものもあるため、登録の際は後で変更することがないよう慎重に検討してください。

 

汎用JPドメインとは

日本国内に住所を持っていれば、誰でもいくつでも取得可能です。

 

都道府県型JPドメインとは

都道府県名が入ったJPドメインです。こちらもいくつでも取得可能です。

ドメイン 都道府県
.tokyo.jp 東京都
.tottori.jp 鳥取県
.shimane.jp 島根県

 

 

このように様々なドメインが存在しますが、どれが良いということはありません。基本的にはお好きなものを選んでいただければ結構です。

ただ、誰でも取得できるドメイン(.comや.jpなど)よりも、取得するための条件があるドメイン(.co.jpや.ed.jpなど)の方が信頼度は高いとされていますので、属性型・地域型JPドメインが取得できる場合は取っておいて損はないでしょう。