ポジショニングとは(1)
戦略・戦術 | 2014年3月25日
前回「ブランディングとは」という記事を書きましたが、実はブランディングよりも重要なのが「ポジショニング」です。
ポジショニングについては少々長くなりますので複数回に分けてお送りします。
ブランディングよりも重要な理由
なぜブランディングよりもポジショニングが重要なのか?
それは、ポジショニングが明確になれば自ずとブランディングされていくようになるからです。
ポジショニングとは、市場における自身の立ち位置のことです。
さまざまな商品やサービスがひしめく中で、他と同じような商品・サービスを提供していては選んでもらえる確立が低くなります。そのような状態では他との差別化が難しく、結果として値段だけの勝負をしていかなくてはいけません。
しかし、値段勝負になってしまうと中小企業は大企業に勝てません。大企業はその資本力やネットワークを活かし、あらゆる面でコストダウンを計ることが可能です。そうなると中小企業に勝ち目がないのはあきらかですよね。
そこで重要なのがポジショニングです。同じものさしで比べられると勝てなくても、違うものさしを用いれば勝てる部分が出てくるかもしれません。そうやって異なる土俵で勝負することで有利に勝負をすすめることができるようになります。
ポジショニングの見つけ方 その1
リソースから考えてみる
ポジショニングを考えるにあたり、いくつかの軸が存在します。今日はそのうちの一つ「リソース」について考えます。
リソースとは、あなたやあなたの商品・サービスに関する能力や体験・経験のことです。まずは自身や自身のサービスについての特徴を把握していきましょう。
「私は○○です!」
「この商品は○○がスゴイです!」
「他とは○○が違います!」
と自信を持って言えることは何ですか?
自分では当たり前になってしまって気づかないこともありますので、周りの方やお客さまに聞いてみるのもひとつの方法です。
続きはまた次回に。。。