Googleアナリティクスにオーガニック検索ソースを追加して、なけなしのキーワードを取得する
アクセス解析,Google Analytics,Web,マーケティング | 2016年10月6日
Googleアナリティクスでサイト訪問者が検索エンジンで使用したキーワードを取得できるのですが、最も利用されている検索エンジンであるGoogleからの訪問ではキーワードを取得できなくなっています。さらに、日本ではGoogleと肩を並べるくらい使用されるYahooについても今後は取得できなくなることが明らかになっています。
そんな中でも少しでも多くキーワードを取得するための方法を記します。
この記事は以前の記事(GoogleAnalytics(ユニバーサルアナリティクス)が検知しない検索サイトを登録する方法)が古くなっために加筆・修正した記事です。
そもそもGoogleはあまり検索サイトを知らない?
Googleはアメリカ製。だからなのか知りませんが、日本で使われている検索サイトをGoogleアナリティクスはあまり認識してくれません。ちなみに、Googleが認識できる検索サイトの一覧はコチラ。
オーガニック検索ソースをカスタマイズする – アナリティクス ヘルプ
上記サイトを見てもらうと分かるように、日本で使われていメジャーなもので認識しているものはGoogle、Yahoo、Bingくらいでしょうか。
しかしながら前述したように、日本でよく使われるGoogle、Yahooについてはキーワードが取得できなくなってしまっています。
そこで、日本で使われる検索サイトをGoogleアナリティクスで認識できるようにして、少しでも多くのキーワードを取得できるようにしていきます。
特にスマホ利用者が訪問者の半数以上を占めている昨今では、docomoやauといった携帯電話キャリアの提供する検索サイトを認識できるようにすることで、意外とキーワードを拾うことが可能になります。
Googleアナリティクスへ検索サイトを登録する
Googleアナリティクスは検索サイトをドメインで判断しています。管理画面から各検索サイトの情報を登録することで、認識できる検索サイトを増やすことが可能です。
※以下の画面キャプチャーは古い画面です。時間がとれたら最新の画面に差し替えます(;´・ω・)
手順1. [プロパティ]-[トラッキング情報]-[オーガニック検索ソース]をクリック。
手順2. [検索エンジンを追加]をクリック。
手順3. 後述するオーガニック検索ソース一覧を元に、「検索エンジン名」「ドメイン名」「クエリ パラメータ」を書き込む。
これでGoogleアナリティクスが認識できる検索サイトが増え、より多くのキーワードが取得できるようになります。
オーガニック検索ソース一覧(2016年10月6日時点)
検索エンジン名 | ドメイン名に次を含む | クエリ パラメータ |
---|---|---|
adingo | search.plushome.aswidget.com | Keywords |
amazon | amazon.co.jp | query |
ask | ask.com | searchfor |
au | search.auone.jp | q |
cybozu | gws.cybozu.net | Keywords |
docomo | search.smt.docomo.ne.jp | MT |
excite | .excite. | q |
fmworld | search.azby.fmworld.net | q |
hao123 | hao123.com | query |
hatena | hatena. | word |
lunascape | s.luna.tv | keyword |
nifty | search.nifty.com | Text |
sleipnir | search.fenrir-inc.com | q |
so-net | so-net.ne.jp | query |