ブランディングとは
戦略・戦術 | 2014年3月17日
「ブランディング」という言葉が出てきて久しいですが、皆さんはブランド戦略をどのように考えておられますか?
ブランドとは
「ブランド」と聞くと高級品を思い浮かべる方もいらっしゃるかもしれませんが、基本的にどんなものでもブランドとして確立することは可能です。
そもそもブランドの本質とは、「この製品を購入すれば間違いない」という
信頼
のことです。
お客さまは何かを期待して商品やサービスを購入します。そして実際に期待した効果を体験することで納得することができます。しかし、初めて利用するサービスでは本当に期待した効果が得られるかどうか不安になりますよね?その不安を打ち消し、期待された効果を提供することそのものがブランドというお客さまとの約束になります。
ブランディングとは
そして、そのブランドを構築するための様々な取り組みがブランディングといいます。
まず、「このサービスはこのような効果があります」というお客さまとの約束を明確にし、そしてそれを実行し体験してもらいます。
一方的な言い分だけでなく、
「約束」と「体験」
というプロセスを繰り返し、お客さまに信頼していただく活動そのものがブランディングになります。
ホームページにおける考え方
ビジネスにおいて、企業が顧客に提供するホームページは大きく分けて2種類あります。
ひとつは「コンバージョンを目的としたサイト」。そしてもうひとつは「ブランディングを目的としたサイト」です。
コンバージョンを目的としたサイトの顕著な例はショッピングサイトなどで、サイト内の顧客の行動がそのまま成果につながるものを指します。
ブランディングを目的としたサイトでは顧客の行動がそのまま成果にはつながりませんが、顧客生涯価値(その顧客が生涯にわたって企業にもたらす価値)に影響を及ぼします。
あなたのサイトはどちらのタイプですか?